ガクコラ!
カトウドラムスクール・学生向けコラム
昨日は節分でしたね。
学校で豆まきはするんでしょうか? 給食が節分メニューになるんですかね。 最近は恵方巻が定番になりつつあるようですが。 長いものは縁起がいいんだそうです。 今日はドラマーのお話。 ドラムを叩く人、それがドラマー。 ドラムは簡単に音を出せる楽器です。 音を出すのが難しい楽器にはトランペットやヴァイオリンなどがあります。 尺八も相当難しいらしいです。 その点ドラムは叩けば鳴るので手軽ですね。 初めやすい楽器だと言えると思います。 そんな親しみやすいドラム。 実は、叩き手によって演奏の感じはまるで変わります。 音色、リズムの感じ、得意なテクニック… 個性がすごく出るのです。 私の好きなTOTOというバンドはドラマーが急に亡くなって新しいドラマーが加入してからは別のバンドのようになりました。 私としてはどちらのドラマーの演奏も大好きですがこの二人のスタイルがあまりにも違うので、ファンの間ではいろいろな意見があるようです。 難しいですね。 「このドラムの人なんて言うの?」 レッスンで練習曲を決める時、音源を持って来てもらって一緒に聴くことがあります。 「え〜と、わかんないです」 結構気に入ってる曲でも演奏の中身は気になっても人には関心がいかない様子。 なるほどなあと思います。 ボカロとか人が演奏していない音楽も今となっては普通ですし無理もない。 音楽はどんどん変わっていきます。 まあちょっとドラマーに目を向けてくれたらいいなとは思います。 なんかね、らしさとかあるんですよ。 YOSHIKI以外にもいいドラマーはたくさんいます。 その人の演奏にはその人らしさが詰まっています。 どんなにデジタル化されていっても『身体を動かして演奏する』ことは変わらない。 『人』に注目することで得られることはたくさんあります。 そうそうこれはついでの話ですが人が叩いてるように聞こえる曲でもコンピュータでプログラムされた音楽はいっぱいあります。 録音された音は加工できるし、最近はすごくリアルになっていますので判別不能なものもあります。 録音の現場ではドラマーがいなくても大丈夫なんですよね。 便利ですけどドラマーとしてはさみしいことです。 でもライブではやっぱり生がいいんです! 生音。 これを自分で出せるのがドラムを叩く楽しさの大きな楽しさだと思います。 叩く能力を身につけて、さらに楽しいドラムライフを過ごしましょう。 ドラム演奏マシーンが登場するのは、幸いにもまだ先そうですしね。
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7月 2021
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