ドラムテキスト『STICK CONTROL』の先へ行くコンセプトです。
ストローク・シークエンスは叩く動作の列をあわらしたもの。 つまり『打の列』 今まで「スティックコントロール的手順の型」と呼んできたものは、 『Stroke Sequence "4"』 と短く呼ぶことになります。 後に続く音が何かで決まるという、いわゆる手順。 手順というのは次に来る音をどちらの手で叩くか決めなければ決まらないんです。 これが本質なんです。 そしてそれを組み合わせたものをどう呼ぶか。 ”手順”という言葉であわらすのが、本当にふさわしいのか? No、ふさわしくない。 こういう結論に達しました。 言葉は世界を定義しますから結構重要なんですよね。 コンパウンドスティッキングもこのコンセプトの中に入れることができます。 そしてコンパウンドでは扱われない、トリプル、クアドラプルが含まれる打の列を演奏に取り入れることができます。 素晴らしい世界が広がっています。 ストローク・シークエンスは世界初公開。 これを見てくださっている方は、 『インフィニット・ストローク』 『パルセーション』 に続いて歴史の証人ということになります。 スティックコントロールはなかなか語りつくせないと思い続けてきましたが、このような解決があったのかと感慨深いです。 こうしたものは過去から積み上げられた先人たちの英知の上に成り立っています。 打楽器の演奏を突き詰めてきたすべての人に敬礼します。 3連のストローク・シークエンスについても、 【練習の時間】 で取り上げていきたいと思っています。 今日も励みましょう!
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7月 2021
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