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叩観録-こうかんろく-

Steve Marcus

4/20/2017

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先日に続きバディ・リッチです。

"Good News"

ボブ・ミンツァーの手による組曲風のナンバー。

3つのセクションに分かれています。

ドラマチックです。

「古き良きアメリカ」とはこう言う雰囲気を言うのかも。

この頃バディ・リッチは65歳前後。

信じられない超絶パフォーマンスです。

今夜も絶好調。

期待を裏切らない切れ味の鋭いドラミング。

もっとも調子が悪いバディ・リッチというのは想像がつかないですが。

ドラマーの中のドラマー。

もうこんな人は本当に現れないと思います。
バディ・リッチはまあ別格として。

今夜のイチオシはテナーサックスのスティーヴ・マーカス。

組曲の真ん中でソロを吹いているテナーサックス奏者です。

バディ・リッチのビッグバンドを唯一クビにならなかったと言われる人。

気に入らないと即クビ。

それがバディ・リッチ・ビッグバンド。

そのボスが彼を重んじていた。

音色とフレージングがたまらないんですよね。

艶っぽくもあり尖ってもいる。

そして安定したテクニックと表現。

またバディ・リッチと云う巨人に臆することもない。

この曲は彼、マーカス無しには成り立たないと思います。

彼が表現する"Cry"。

2ndセクションのソロを是非聴いてください。

日本では知名度はほとんどありませんが本当に素晴らしいプレイヤーです。

本曲は14分近い熱演。

是非聴いて欲しいです。




アメリカのミュージシャンの情報は英語以外ではなかなか手に入らないものですがそれでも迂闊でした。

スティーヴ・マーカス、2005年9月25日没。

12年近くも前に亡くなっていたとは...

ショックが大きすぎてショックです。

おじいちゃんになっても元気。

何故かそんな風に勝手に思い込んでいました。

...

会ったことも生の演奏を聴いたこともない。

それでもこんなにその人の音楽が染みている。

演奏に触れて、感じる。

録音や映像ごしでも繋がっている。

音楽が繋ぐ人の縁とはそう言うものなのかも知れません。

彼の演奏を胸に。
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    Thank you as allways!

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    Hidenori Kato

    ドラマー、ドラム講師、文筆家
    ​奈良県生駒市在住
    『人生は運と縁と学びで決まる』『ドラマーは一日にしてならず』
    ​「ドラムを叩くこととそれを通して得られるもの』について考察し公開しています

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