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叩観録-こうかんろく-

ドラム講師を生業とするドラマーのブログです

チューニング

2/28/2016

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楽器の音を調整する、また音程を合わせることをチューニングといいます。

音階がある楽器だと指標となる高さがあってそれに合わせます。

チューナーという音を測定する機器もあります。

値段も手頃ですし知識を持てばどの音に合わせるか悩むようなことはありません。

ではドレミのないドラムでのチューニングはどうか。

これが一筋縄では行きません。

基準がない。

これが最大の難しさです。

またドラムのチューニングは音程を合わせるのと同時に音作りをするという側面があります。

太鼓の音色をつくる。

これが事態をより複雑にしています。

音の高さと音そのもの。

これを同時に調整しなければならないのです。



ドラムの音色はそれを構成する本体の素材にもよります。

胴と呼ばれる本体部分。

叩く部分はヘッド、和風に言うと皮です。

ヘッドを胴に固定する輪、これはフープといいます。

主にこの3つが音色に影響します。

音を覚えるには生音を実際に数多く聴くしかありません。

そう言う意味では経験が必要になります。

機会があれば積極的に叩いて見て音色を聴きましょう。



チューニングがまったくわからない。

そう言うお声はしばしば耳にします。

基準がなく、耳が頼りの経験によるものですから無理はありません。

それとは別にお手上げになると思われる理由に心当たりがあります。

それはいきなりスネアをチューニングしようとしているのではないかと言うことです。

スネアは打面のヘッドと反対側のヘッドの厚みがまったく違います。

下の方が薄いのです。

なので普通な感じには響きません。

それと比較的強く張るので余韻が短く鳴りの感じがわかりづらい。

あとスナッピーがあります。

この調整も慣れない人のハードルになります。

本当に難しいです。

ただ初めてドラムを買うとしたらフルセットを買わない限りこのスネアです。

自分の楽器をチューニングしようとするのは当然。

しかしそこで壁にあたる。

こういう事だと思うのです。



おすすめは12インチのタムからやってみることです。

響きが得やすくドラムらしい鳴りが体験できます。

出来れば新品かそれに近いヘッドでやるのがいいです。

へたったヘッドでは難しい。

上下を標準の厚さのクリアーヘッドにすると本当によくわかります。

ひとつ問題が。

新品かそれに近いヘッドということはスタジオのセットを張り直しでもしない限りは自分の楽器が必要になります。

通常は12のタムだけを買ったりはしません。

チューニング用と割り切ってそれだけ買うか。

バスドラも含めてセットを買うか。

どちらにしても大変です。



今までチューニングに絞った講座やレッスンをしたことはありませんでしたが需要があればお応えしたいと思っています。
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    Hidenori Kato

    ドラマー、ドラム講師、文筆家
    ​奈良県生駒市在住
    『人生は運と縁と学びで決まる』『ドラマーは一日にしてならず』
    ​「ドラムを叩くこととそれを通して得られるもの』について考察し公開しています

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