今回、ホームページを設置してから初めて、トップ表示の言葉を変えました。
ドラムは無限に広がる。 うーん、カッコいい。 2015年の10月に運営しはじめてから経過すること5年超。 いろんな方とのご縁がありました。 これからも世の中はいろいろあるでしょうが、どうぞよろしくお願いします。 変える前のトップは、 『ドラムは一生つづく』 でした。 サイモン・フィリップスさんの言葉でね、 『一生ルーディメント』 という言葉があるんだそうでして。 ルーディメントというのはマーチングバンド由来のドラムの基礎のことでこれを学ぶことがドラムプレイには必須なものです。 ご本人が語られてるのを耳にしたわけではないので、真偽は不確かですけどもそういう風に言ってたんだと。 一生学び続けるというようなニュアンスだと思うんです。 素晴らしい言葉ですね。 これにインスピレーションをもらいまして、 『ドラムは一生続く』 これを看板にしていたんです。 今回変えようと考えた最初のことはね、 「一生じゃ短いな」 と思うようになったということなんです。 もっと先もあるだろうと。 人間がどこから来てどこに行くのか。 それを証明立てられる人というのはいないと思うんですけど、地球を取り巻く外の世界に想いを馳せると人生はとても短いです。 宇宙は138億年前に始まったそうです。 地球誕生から46億年だそうです。 途方もない年月です。 よくそんなことを調べられるよな、と思って思わず笑ってしまうくらい長いです。 その長さから考えると、私たちの今生きている人生の前とか後とかってないんでしょうかね? 亡くなったらそれで終わりなんでしょうか? きっと知らないだけであるんじゃないか。 その知らない時間軸にもドラムを学び演奏するということは及ぶんじゃないか。 そう思うようになったんです。 これが第一の理由ですね。 ドラムっていうのはいいもので、ごまかしが効きません。 例えば音が出るタイミング。 もう叩いたらそのときに鳴るんですよ。 当てた瞬間にビシッと音が出る。 もうちょっと早くとか、もうちょっと遅くとかを手元で調整することはできないんですよね。 叩くスピード感とかも腕を振ったままのものが出るんです。 左右でスピードの差があるとドスドスした感じになったりね。 もう本当にはっきり出ます。 感じてるものもそのまま出ます。 リズムの流れを感じられてないとしますよね。 そしたらそれも良くわかる感じに出ちゃうんですよ。 なんとなく演奏ができるもんじゃないんですよね、ドラムって。 良く感じられてる人はいい感じだし、なんか微妙に感じてないなっていうものはそのまま伝わるわけなんです。 感じるという行為の起こる場所は自分の内側ですよね? ということは、これを学ぶということは自分を学ぶということになるんです。 学ぶほどに自分の探求につながっていくと。 自分の本当の姿というものを見つめていくということになります。 素晴らしいことですよね。 人生これのためにあるんじゃないかと。 豊かさの本質だと感じられるんですよね。 そうすると世の中の矛盾とかね。 本当はちょっとずれてるんじゃないか、というようなことにも気づきやすくなるんです。 注意が向けられるようになると。 普通に生きてるとそのまま通り過ぎてしまうようなことにも意識が向くわけです。 人生の意味だとかもね。 本当は何のために生きてるかとか。 そういうことについても考えがいくようになるはずなんです。 そういうことを深く感じるようになって、 『ドラムは無限に広がる』 と、こんなタイトルにしたんです。 これからも広がりを求めてやっていきたいと思っています。 改めてよろしくお願いします。
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